2013年・F3A世界選手権 (南アフリカ)

8月15日〜8月25日に南アフリカのGauteng市にある実車レース場にて第28回F3A RC曲技世界選手権大会が行われました。
参加国は29カ国 78名で、前回アメリカで行った時よりも若干少ない参加人数でした(2011年 32ヶ国 82名)。

日本チームは、8月13日に成田国際空港から香港を乗り継いでヨハネスブルグに到着しました。合計で約18時間のロングフライトでした。
機体及び機材関係は先に日本から送ってあるので、それらを空港近くの預け先で引き取ってからレンタカーにて一路滞在先のGauteng市まで約1時間のドライブとなります。
しかし、早速トラブル発生です。予約してあったはずのワゴン車4台中、1台が足りなく、その日は少々小ぶりの車を一時的に借りて後日交換となりました。
海外でこの様なトラブルは、いつもの事なので想定内です。

今回の日本チームメンバーは、成家団長、音田選手、鈴木貢司選手、八田選手と、Jrクラス出場の鈴木悠平選手。
助手は、矢口氏、山田氏、とS2PRO鈴木の8名です。他に国際ジャッジとして吉岡氏が参加しました。

現地の気候は寒く、早朝の気温は氷点下となる日もありました。日中は日差しが強い為、半そで姿になることもありましたが、
湿度が非常に低い為、日陰に入ると寒さを感じ衣服の調整にも気を遣います。


【練習飛行場その1】
この飛行場は、個人が所有する敷地内に飛行機用とヘリ用の施設が完備されていました。
トイレ、洗面所、バーベキュー施設や、子供用の遊具もありました。
遠くに見えるのは、石炭の火力発電所で、この周辺は工業地帯となっています。
  

 

 

  


【機体検査後、記念撮影 ・ 競技会場フライトライン1の模様】
 



【開会式】
 

 

【予選ラウンドの模様】
 

 

 

 

 

フライトライン2場外前方の畑 野焼き中
 

 

 


 

【練習飛行場その2】
競技会場からおよそ5分の場所にある模型専用飛行場に行ってみました。
この飛行場は素晴らしく、十文字のアスファルト滑走路と、それ以外にもう一面アスファルトの
飛行機用滑走路が有り、また、その間にヘリ用の飛行場が有る広大な敷地です。

飛行場中央には、トイレ、洗面所、バーベキュー施設や、子供用のプール、遊具が有ります。家族連れでピクニック気分で利用できます。
施設の利用には、1日50ランド(500円程度)で管理人に支払います。また、模型店の指導によるフライトスクールも開催されています。
青色の建物は、模型用の格納庫で、大変広々としていました。この建物内でメンテナンス等が楽に行えます。
入口手前には、管理人用の住居が有り、24時間体制で管理されています。利用時間に制限は無く、早朝から日暮れまで利用可能です。
この周辺には模型専用飛行場が他にも多くあり、正にラジコン天国で羨ましい限りです。
 

 

 

 
風車によるポンプで地下水を汲み上げていました。
 

 

【決勝飛行】
 

 

 

 

 

 

 

 

【表彰式 バンケット】
 

 



 

 

 

個人順位 選手名(国名)
1位 PAYSANT-LE ROUX Christophe (フランス)
2位 音田 哲男 (日本)
3位 JESKY Andrew (アメリカ)
4位 SHULMAN Jason (アメリカ)
5位 SILVESTRI Sebastiano (サンマリノ)
6位 MAZZUCCHELLI Marco (イタリア)
7位 鈴木 貢司 (日本)
8位 TRUMPP Robin (ドイツ)
9位 MATT Wolfgang (リヒテンシュタイン)
10位 MAYR Gerhard (オーストリア)


団体順位 国名
1位 アメリカ
2位 日本
3位 オーストリア


ジュニアクラス順位 選手名(国名)
1位 DUGMORE Roston (南アフリカ)
2位 RANNETSHAUSER Philip (ドイツ)
3位 鈴木 悠平 (日本)




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